不動産買取の仕組みと、仲介業者を知らない場合と直接買取の場合の違いについて

今回は、ご自身の不動産を不動産会社に「買取ってもらう」という方法について、詳しくご説明させていただきます。

当社「株式会社ホワイトハウス」でも、不動産の直接買取を積極的に行っております。
買取をご希望されるお客様には、次のような様々な理由があります。

目次

販売主様が「買取」を選ぶ理由とは?

最近不動産売却の方法には、一般的な「仲介」と「買取」がありますが、最近は特に「買取」を希望される販売主様が増えております

どのような理由で「買取」を選んでいるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。


1.早く現金化したい場合

相続税の納税期限が迫っている場合

 →相続税は相続開始から10か月以内に納税が必要ですが、不動産を仲介して売却すると売れるまでに時間がかかる場合があります。
  買取なら、すぐに現金化できる納税資金を確保しやすいです。

急な資金が必要なケース

 →資金事業の確保や、医療費・介護費用が急に必要になる場合など、時間をかけた売却が難しい時には「買取」を選ばれる方が多いです。


2. 売却後のトラブルや面倒なことを避けたい

一般の個人の買主との約束が不安な場合

 →個人のご購入の場合、住宅ローン審査の通過に時間がかかったり、売却後に若干のクレームやトラブルが発生する場合がございます。
   買取相手がプロの不動産業者ですので、スムーズで安心な取引が可能です


3. 老後資金の確保

今のうちに不動産を換金、まとまった資金を確保しておきたい

 →売却後や介護施設入所に備え、早めに不動産を売却し資金を確保しておく目的で、購入を選ばれる方が多くなっております。


4. 相続不動産の整理・空き家の処分

空き家の管理負担から早く解放されたい

 →空き家は維持費や固定資産税がかかるうえ、管理や草刈り、防犯対策など手間がかかります。
   特に遠方にお住まいの方は、「売却活動が長くなるのは心配」と考え、買取を選択し、すぐに現金化解放されたいというケースが多いです。


5. 条件を細かく設定せず「早く売り切りたい」

「少しでも高く売りたい」より「早く手放したい」が優先の場合

 →転勤・離婚・住み替え・事業整理などの理由で「じっくりな条件は気にせず、確実に早く売却したい」場合、仲介で買主が見つかるまで待つより、即日でも条件が合えば契約可能な購入を選択されます

仲介業者を通した場合と、直接買取の違いとは?

不動産会社に「買取」をお願いする場合、大きく2つの方法がございます。


①仲介業者を介して買取業者を紹介してもらう方法

多くの方が最初に相談するのは、地域の不動産仲介会社です。
そこで、仲介会社が取引のある買取業者を紹介探してくれるケースが一般的です。

しかし、この場合は「仲介業者を経由する」ため、仲介手数料が発生します。


② 買取業者に直接依頼する方法

これまでの方法は、不動産買取業者に直接買取を依頼することです。
この場合は仲介会社が間に入らないため、仲介手数料が不要となり、売主様にとっては手取り額一つが多く残る特典があります。


実際の金額で比較してみましょう(3,000万円の場合)

項目仲介業者を通した場合直接購入の場合
売買価格3,000万円3,000万円
仲介会社への仲介手数料約1,056,000円なし
手取り額約28,940,000円3,000万円

【計算詳細】

  • 仲介手数料の計算式: 3,000万円 × 3% + 6万円 = 96万円 96万円 × 消費税10% = 105万6,000円

つまり、約105万円以上の差額が出てきます!

直接買取のメリット・デメリット

不動産の「直接買取」のメリットとデメリットを、わかりやすく整理してご説明します

◎メリット

  • 1.とにかくスピーディー!
    最短1週間以内で契約・現金化可能。
    仲介の場合は買主を探す期間が数か月かかることが多いですが、買取は不動産会社が判断できるので早いです!

  • 2.確実に売却できる
    購入者は不動産会社(プロ)ですので、住宅ローン審査のように資金の目処が立たないリスクはありません。
    個人購入様のように契約後にキャンセルされる心配はございません。

  • 3.仲介手数料が不要
    通常の仲介売却では売却価格の3%+6万円(+消費税)の手数料が発生しますが、直接買取ではこの手数料は一切かかりません

  • 4.売却後のトラブルなし
    瑕疵補償責任(売却後に不具合が生じた場合の補償・賠償責任)を負担してくれる場合がほとんど。
    設備の故障や細かい修繕を気にせず売却可能です。

  • 5.室内の荷物はそのままでもOK
    残置物撤去やハウスクリーニングが不要なケースも多く、引越しや整理整頓の手間がかかりません。

  • 6.周囲に知られにくい
    仲介のように広告や看板を出さないので、近隣に「売却活動している」ことを知られずに売却できる。

▲デメリット

  • 1.売却価格が安くなる
    市場相場より1〜2割ほど安くなることが一般的です。
    不動産会社は買取後、リフォーム・広告費をかけ再販売するため、その分引取られます。

  • 2.複数の買取業者から比較しにくい
    仲介ですが多くの個人購入主から価格提示を受けられますが、直接買取は提携している買取業者が制限される場合があります。

  • 3.リフォームしたい購入者を逃す可能性
    仲介なら「自分でリフォームしたい」という購入主も現れますが、買取では選択肢は基本的にありません。

  • 4.条件交渉の方が少ない
    「引き渡し時間を延長したい」「契約不適合責任をつけたい」など細かい条件交渉は、仲介よりも柔軟性が少ない場合があります。

どっちを選ぶべきか?

「費用がかかっても全て不動産会社にお任せしたい」という方は、仲介業者に依頼してご紹介して頂く形がご安心致します。

一方、

  • 費用を少しでも抑えたい
  • 時間をかけたくない
  • 手取りを最大限確保したい

という方は、直接買取業者に依頼することを強くおすすめします


よくあるご質問

Q.「直接取引って、契約内容やサポートは大丈夫ですか?」

ご安心ください!

契約書作成、引渡し手続き、登記手続きなどは、仲介業者がいる場合とは全く変わりません。
不動産買取業者はプロですので、しっかりと最後までサポートします。


まとめ

仲介業者を慌てて仲介手数料が発生 → 手取りが発生

直接買取なら手数料不要→その分手元に資金が残る

売却までのスピード重視なら直接買取が圧倒的に早い

契約内容や取引の流れは、どちらでも基本的に同じ

条件交渉も柔軟に対応しやすいのは直接


不動産買取をご検討の際は、ぜひ「直接買取」も一つの選択肢としてご検討ください。

当社ホワイトハウスでも、スピード対応・安心サポートでお応え致します!

お気軽にご相談ください。

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