はじめに|空き家のトラブル「そのままじゃ売れない?」
長年放置された空き家にいざ足を踏み入れてみると…
- 天井からの雨染み
- 床のきしみ
- 柱に白アリの痕跡
「こんな状態で本当に売れるのか…?」
「やっぱり修理しないとダメ?」
そう思って悩む方は多くいらっしゃいます。
でも実は――
“修理しなくても売れる”可能性は十分にあるのです。
本記事では、空き家に雨漏り・白アリなどの不具合があっても、修理せずに売却する方法とそのメリット・注意点を解説します。
よくある空き家の劣化トラブルと現状
空き家は、誰も住まなくなってから年数が経つほど、劣化が進行しやすくなります。代表的なトラブルは以下のとおりです:
トラブル | 原因 | よくある症状 |
---|---|---|
雨漏り | 屋根の破損、劣化 | 天井の染み、カビ臭 |
白アリ被害 | 湿気、木材の老朽化 | 柱や床の脆さ、粉状の木屑 |
カビ・腐食 | 換気不足、結露 | 畳や壁紙の変色 |
給排水トラブル | 配管の老朽化 | 水漏れ、異臭 |
【結論】修理せずに“そのまま”売ることは可能
結論から言えば、空き家に不具合があっても、必ずしも修理しなくてOKです。
特に以下のようなケースでは、修理しない方がメリットになることもあります:
✔ 売却価格より修理費が高い
→ 雨漏り修理や白アリ駆除には数十万円〜百万円単位の費用がかかることも。
✔ 買主が自分でリノベーションを希望
→ 「現況のまま」購入して、自分で好きなように直したいという層が増加中。
✔ 投資用・再建築目的の土地として価値がある
→ 建物はどうせ壊す予定なら、修理は無意味になることも。
修理せずに売却する際のポイント
① 「現況渡し」であることを明記
不具合を隠さず、あらかじめ買主に状態を説明したうえで“現況のまま”引き渡すことが重要です。
→「告知義務」の対象となるため、後のトラブル回避につながります。
② 瑕疵担保責任(契約不適合責任)をどうするか確認
一般的に個人間売買では、売主が「契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)」を一定期間負うことになります。
→ 仲介会社を通す or 買取業者に売ることで、このリスクを抑えることが可能です。
③ 不動産会社選びがカギ
- 空き家売却に強い地元の不動産会社
- 投資家向け・再建築物件の販売実績がある業者
このような会社であれば、雨漏り・白アリ物件でもスムーズな売却につながります。
修理してから売るべきか?判断ポイント
チェック項目 | 修理推奨 | 修理せずOK |
---|---|---|
修理費が売却価格に上乗せできそうか | ○ | △ |
物件の立地・築年数に競争力があるか | ○ | △ |
すぐに売却したい/時間をかけたくない | △ | ○ |
売主が遠方に住んでいる | △ | ○ |
建物解体が前提 | ✕ | ◎ |
実例紹介|仙台市若林区で「雨漏りあり空き家」を売却成功
70代女性Mさんは、岩沼市に住みながら、相続した仙台市若林区の空き家を管理していました。
建物は築50年で、屋根からの雨漏りが発生。
当初は修理を検討したものの、業者の見積もりで約80万円の費用がかかることが判明。
そこで地元の不動産会社に相談したところ、「現況渡し」での売却を提案され、投資目的の買主が約400万円で購入。
→ 修理せず、手間も費用も抑えながら無事売却完了!
修理せずに売却するメリットとデメリット
メリット
- 解体・修理費用がかからない
- 売主の手間や時間的負担が少ない
- “そのまま活かしたい”買主が見つかる可能性あり
デメリット
- 買主が限られる(リフォーム知識のある層など)
- 売却価格が相場より下がる可能性あり
- 告知義務に注意が必要
まとめ|まずは“修理せず売る”選択肢も検討を
空き家に不具合があっても、必ずしも修理やリフォームが必要とは限りません。
- 雨漏りや白アリがあっても「そのまま売る」方法はある
- 現況渡しでの売却には注意点もあるが、売主の負担が軽くなる
- 地域の事情に詳しい不動産会社に相談するのが成功のカギ
✅ 空き家売却のご相談はこちらから!
仙台市若林区の空き家売却なら、株式会社ホワイトハウスにおまかせください。
📌 現地調査・相談は無料!
📌 修理・解体不要で売却できるかプロが診断
📌 相続や登記のご相談にも対応
📞 お電話でのお問い合わせはこちら
【フリーダイヤル】0120-130-082(営業時間:9:00〜17:00/年中無休)
📩 WEBからのお問い合わせはこちら
👉 お問い合わせフォームに進む
※24時間受付中。ご希望の日時にご連絡差し上げます。