中古マンション|築年数より大事?「管理状態」と「修繕履歴」で変わる査定評価

■ はじめに|「築40年以上でも査定額が高いマンション」の秘密

築40年以上のマンションを売却しようとすると、多くの方がこう思います。
「築年数が古いから、もう資産価値はほとんどないのでは?」

ところが実際には、築古でも査定額が高くなるマンションがあります。
その理由は、「管理状態」と「修繕履歴」です。

仙台市内でも「築40年超なのに1,500万円以上で売れた」という事例がありますが、それは築年数ではなく「管理の質」が評価された結果です。


■ なぜ築古マンションで管理状態が重要なのか?

築年数が古くなるほど、建物の老朽化は避けられません。
しかし「どのように維持管理されてきたか」によって、劣化の進行度や買主の安心感が大きく変わります。

▽ 管理状態が査定に影響する理由

  1. 買主の安心材料になる
     適切に修繕されているマンションは、購入後の出費リスクが少ない。
  2. 将来の資産価値を維持できる
     大規模修繕が計画的に行われていれば、築古でも資産価値が下がりにくい。
  3. 金融機関の評価が高まる
     管理不全の物件は住宅ローン審査が通りにくいが、管理良好ならローン利用も可能。

■ 査定でチェックされる「管理状態」のポイント

築古マンションの査定では、以下の点が特に重視されます。

① 修繕積立金の残高

積立金が不足していると、将来的に大規模修繕ができず、資産価値が大幅に下落します。

② 管理組合の運営状況

総会が定期的に開催されているか、長期修繕計画があるか。
管理組合が機能しているかどうかは大きな判断材料です。

③ 共用部分の維持状況

エントランスや廊下の清掃、エレベーターやゴミ置き場の管理状態も査定で見られます。


■ 修繕履歴が与えるプラス評価

築古マンションで「修繕履歴」があることは大きな強みになります。

▽ 具体的な修繕履歴の例

  • 外壁塗装・防水工事
  • 給排水管の更新
  • エレベーター交換
  • 耐震診断・補強

これらの履歴があると、「まだ安心して住める」という評価につながり、査定額が上がります。


■ 仙台市での事例

【事例①:青葉区・築41年マンション】

  • 大規模修繕を2回実施済み
  • 管理組合が積極的に機能
    → 1,450万円で成約(築年数から想定される価格より高額)

【事例②:太白区・築44年マンション】

  • 修繕積立金不足、共用部分に劣化あり
  • 管理組合の運営も停滞
    → 780万円で成約(想定よりも大幅に低価格)

同じ築古でも、「管理と修繕履歴の差」で数百万円単位の違いが出ています。


■ 査定前にできる対策

築古マンションを少しでも高く売るために、売主ができる工夫があります。

  1. 修繕履歴を整理しておく
     工事履歴や領収書、管理組合の議事録をまとめておく。
  2. 長期修繕計画を提示できるようにする
     将来の修繕計画を示せれば、買主の安心感が増す。
  3. 耐震診断結果を準備する
     旧耐震の物件でも診断済みならプラス要素になる。
  4. 共用部分を清掃・整備する
     第一印象を良くするだけでも、内覧時の評価が変わります。

■ まとめ|築年数より「管理と修繕」が資産価値を決める

築40年以上のマンションは、築年数だけ見れば資産価値が低くなるのは事実です。
しかし、

  • 修繕積立金が十分にある
  • 過去に大規模修繕を実施している
  • 管理組合が健全に運営されている

こうした条件が揃えば、築古でも査定額は想定以上になることがあります。

結論として、築古マンションの価値は「年数」よりも「管理と修繕」で決まるのです。


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