サービス内容 不動産買取

一見すると「仲介」の場合と売却の流れは同じように見えますが、大きく異なる点としては、売却スケジュールに一番影響を与える「広告・販売期間」が不要となる点です。
「買取」での売却方法では、買主が不動産会社となるため、「仲介」の場合のように、一から購入希望者を探す必要が無く、不動産会社に売却の相談を行ってから
不動産売買契約の締結、残金決済・引渡しに至るまでの期間が、「仲介」の場合よりも圧倒的に短くできることが最大の特徴です。

買主	不動産会社
売却手続期間	不動産会社が購入するため早期に手続きが完了できる
売却価格	仲介と比べると場合によっては、売却価格が低くなることがある

買取のメリット

1.仲介手数料がかからない
買取の場合は、不動産会社が買主となるため、仲介手数料がかかりません。

2.早期に現金化できるため、その後のスケジュールが立てやすい
「買取」の場合は、不動産会社が直接購入することから売主様の希望条件に沿った売却手続きで進めることが可能となり、
売却後のスケジュールが見えている売主様にとっては、大きなメリットがあります。
特に、住居の住み替え先が決まっている場合や相続税の納税期限が決まっている場合など、不動産をできるだけ早く現金化したい場合には、
「仲介」より「買取」の方が早く売却手続きが完了できるため有効な手段となります。

3.設備修復責任や瑕疵担保責任が免責
通常、「仲介」の取引においては、売主様には設備修復責任や瑕疵担保責任の義務が発生し、不動産の引渡し完了後、
一定期間内に不動産の瑕疵（欠陥、不具合など）や設備の故障が見つかった場合には、売主様の負担で修復を行うことが必要となります。
一方で、「買取」での売却の場合は、不動産会社が買主となることで、瑕疵や設備不具合を踏まえた上で購入するため、
売主様の義務となる設備修復石ににゃ瑕疵担保責任を免責とした契約条件が多く、後の面倒なトラブル発生のリスクを回避することが可能となります。

4.内覧の必要がない
「仲介」での売却の場合は、購入希望者の内覧希望はできるだけ受け付けて、都度、内覧に対応する必要が出てきます。
一方、「買取」の場合は、不動産会社が現地確認などを行い、その後は内覧の必要がありません。
そのため「仲介」の場合に比べて時間や労力の負担が軽減できます。

5.さまざまな種類の不動産を買取してくれる
土地・一戸建て・マンションアドの一般的な不動産に加えて、個人のお客様の購入見込みが低い、土地面積が大きい広大地やアパート一等なども買取可能な場合があります。
また、買主である不動産会社は、購入した不動産に建物を建築したり、建物を解体したり、リフォーム・リノベーションなどの付加価値を付けた上で再度販売することを
検討していますので、「仲介」の場合のように建物が破損していたり、室内の使用状況が良くない状態の個人のお客様が興味を示し難い不動産の場合でも買取をする場合があります。

6.近隣や周囲の人に知られる可能性が低い
「仲介」での売却の場合、インターネット媒体への掲載、新聞の折り込みチラシの配布などの各種広告媒体を通じて広く広告・販売活動を行います。
一方、「買取」での売却の場合は、買主である不動産会社と直接取引をするので、販売活動が不要となるため周囲に不動産を売却していることを知られる可能性が低くなります。

買取のデメリット

1.仲介による売却の場合より、売却価格が低くなる可能性がある
不動産会社は、買取した不動産に付加価値を付けた上で再度販売することを前提として購入します。そのため再度売却する際のリスクや事業経費を想定するため、
不動産の状況に応じた買取価格となってしまうことがあります。
また、売主様の売却ご希望条件に沿った、売却スケジュールで進めることや設備修復責任・瑕疵担保責任を免責とする契約条件とするなど売主様の大きなメリット
となる反面、そのリスクを不動産会社が負担するため、「仲介」の場合と比較すると一般的には売却価格が低くなることがあります。
買取の場合は、仲介のようにチャレンジ価格で高く売ってみるような自由な価格設定もできません。
不動産会社側が提示してくる価格で買取を行うため、売り手が値段を決めるということができないのです。

2.売却しながら次の物件を探すようなことはできない
買取は契約成立まで、数日〜数週間で行われます。
売却期間が短いため、買い替えで売却しながら次の物件を探すようなことはできません。
新しい物件を契約した後に、不動産買取を行えば問題がありません。売却をしながらの物件探しを行う場合は、「買取」よりも「仲介」を利用する方が良いでしょう。

3.不動産によっては買取ができない場合もある
買主だえる不動産会社は、買取した不動産に建物を建築したり、解体整地して更地にしたり、リノベーションなどの付加価値を付けた上で、再度販売することを前提
としているので、建物が破損していたり、室内の使用状況が良くない状態の不動産でも大抵は買取が可能なのですが、再建築が不可能な不動産や擁壁が老朽化している
不動産など、再度販売することが難しいと判断される場合には不動産会社による買取ができないこともあります。

不動産売却に向いている人

「買取」に向いているのは、スピーディーな売却を求めていたり、「仲介」では売りにくい物件を抱えていたりする方です。
具体的には、以下のような状況が挙げられます。

• 転勤や離婚、相続などで売却を急いでいる
• すぐに現金が欲しい
• 建物が古い、瑕疵があるなど、なかなか買い手が付きにくい条件の物件を所有している
• アクセスが悪く、人気の無いエリアにある
• 手間をかけずに物件を売却したい
• 売却を近所や周囲に知られたくない
• 仲介では買い手が付かなかった
• 過去に自殺現場、殺人事件、火災、忌まわしい事件・事故等があった事故物件や訳あり物件を売りたい

「買取」と「仲介」の特徴やメリット・デメリットを理解して納得した上で考えていきましょう。まずは弊社へお気軽にご相談ください。