「この家、古すぎるから壊さないと売れませんね」
「更地にすれば高く売れますよ」
「解体費はうちで手配します」
…ちょっと待ってください。
それ、ダマされているかもしれません!
古い家でも、解体せずに売れる可能性は十分にあります。
むしろ、安易に解体してしまうことで損をするケースのほうが多いのです。
この記事では、不動産業界で実際にある“ボッタクリ”や“誘導”の手口と、騙されないためのポイント、解体せずに売却するメリットについて徹底解説します。
🔍 最初に質問:「古い家って、そのまま売れないの?」
答えは NO(売れます)。
築40年、50年を超える古家でも、そのまま売れる事例は多数あります。
なぜなら、買主側にも以下のようなニーズがあるからです:
- 自分でリフォーム・リノベしたい
- 建物を再利用して賃貸収益を得たい
- 解体コストを自分でコントロールしたい
- 「古民家」「レトロ住宅」として価値を感じている
実際、全国の中古住宅市場では、築30年以上の住宅が売買されるケースは珍しくありません。
⚠ 結論:あなた、ダマされています!
不動産業者に言われるがままに…
- 「古いから更地にしたほうがいい」
- 「解体しないと売れない」
- 「うちの指定業者で解体してね」
…と言われて解体費用を支払ってしまったら、その時点であなたの損は確定します。
では、なぜそんな流れが「当たり前」のように提案されるのか?
その裏には、業者の“ある思惑”があるのです。
🚩 怪しい点①:「更地にしないと売れません」
これは、業者が手間を省くための常套句です。
更地にすれば写真がきれいに撮れる。
広告の手間が省ける。
買主を“土地だけの目線”で集めやすい。
しかし、これは売主のためではなく、不動産会社の都合です。
しかも、更地にすると土地の固定資産税が最大6倍に跳ね上がる可能性があります。
▶ 土地の固定資産税軽減措置とは?
住宅が建っている土地は「住宅用地特例」で税額が大幅に軽減されます。
これが更地になると解除され、税負担が数万円〜十数万円単位でアップします。
🚩 怪しい点②:見積もりは1社のみで決定
「うちで提携している解体業者でやりましょう」
「見積もりは120万円です(なお根拠は不明)」
このように、複数見積もりを取らせず、一社のみの見積もりを押し付けるのは極めて不自然です。
▶ 解体費の相場感
建物種別 | 延床面積 | 解体費相場 |
---|---|---|
木造住宅 | 30坪 | 約90〜150万円 |
鉄骨造 | 30坪 | 約120〜200万円 |
RC造 | 30坪 | 約150〜300万円 |
エリアや地盤条件にもよりますが、20〜30万円の幅があるのは普通です。
➡ 必ず2〜3社の相見積もりを取りましょう!
🚩 怪しい点③:「急いだほうがいいです!」
「早く解体しないと売れませんよ」
「今月中に売らないと税金が…」
このように、“焦らせる”のも典型的な誘導手口です。
焦って判断させることで、言い値での契約・高額な解体費用・低価格での売却に誘導されるケースが後を絶ちません。
➡ 売却は「急ぐと損、慎重だと得」と覚えてください。
🚩 怪しい点④:「売れなかったらうちが買取ります(3か月後)」
この“条件付き買取保証”には要注意!
一見安心に見えますが、3ヶ月後の買取価格は…
- 相場の6〜7割程度
- 解体費は売主負担
- 仲介手数料も発生
という売主にとっては非常に不利な条件であることが多いです。
✅ 解体せず売却するメリット5選
- 解体費用(100万〜200万円)がかからない
- 固定資産税の優遇措置が継続される
- 買主が住宅ローンを利用しやすい(建物ありの場合)
- 「古民家需要」「再利用希望者」など幅広い買主にアプローチできる
- 買主に解体を任せることで、条件交渉に余地が生まれる
🔄 解体したほうがいいケースもある?
もちろん、以下のような場合は解体を検討してもよいでしょう。
- 建物が倒壊寸前で危険
- シロアリ被害などで内覧不可
- 建物の間取りや状態が極端に悪い
- 土地を更地渡しで売買契約したい買主がいる
➡ ただし、これは“売れると判断されたあと”に検討する話であり、最初から解体を前提にする必要はありません。
🎯 アドバイス|損しないためのチェックポイント
チェック項目 | 確認 |
---|---|
□ 古家付きのまま販売する選択肢を確認したか? | ✅ |
□ 解体費用の相見積もりを2〜3社以上取ったか? | ✅ |
□ 固定資産税の軽減措置がどうなるか確認したか? | ✅ |
□ 「急がせる言い方」をされていないか? | ✅ |
□ 他社にも意見を聞いたか? | ✅ |
💡 まとめ|古い家は「そのまま売る」が基本!
不動産会社の営業トークをうのみにして、いきなり解体に進んでしまうのは大きな損失リスクです。
- 古い家でも売れます
- 買主はいます
- 解体費は慎重に
- 更地にしても高く売れるとは限らない
まずは、「そのまま売れる可能性」から検討することが鉄則です。
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- 解体したほうがいい?そのまま売るべき?
- 買取よりも高く売るには?
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